2015年度の活動報告 セブンイレブン記念財団
石休場の里山自然体験活動
4月29日(水)生き物観察と山の木を伐ろう!
幼児から小学生までヘルメットをかぶって一生懸命木を伐りました!
杉の林に生えている細かな雑木林を伐りました。
生き物観察会では河原でカジカガエルという美しい鳴き声のカエルも観察できました。
5月6日(水)生き物観察とバーとコールを作って野鳥を呼ぼう!
田んぼなどで生き物観察会をしました。
ちょうど飛び始めているトンボを何種類か観察できました。
バードコールでは本当に鳥がやってきました!大成功!
枝笛も作りましたが、ちょっと難しく、音が鳴る人やなかなかならない人など。。またリベンジしなければなりません!
6月13日(土)田んぼの生き物観察会&イモリの家づくり
田んぼでの生き物観察会と山の奥へ入ってイモリの家づくりを行いました。田んぼではトンボを5種類ほどとヤゴや甲虫、鴨も観察できました。最近雨が降っていないのでイモリの家はからからに。ここは2年ほど前から田んぼを作るのをやめてしまった棚田の休耕田です。イノシシに収穫前の米を荒らされてしまってお米作りをやめてしまいました。奥能登で一番標高が高い高洲山からくる湧水が流れているので小さな小川には水は溜まりますが何もしなければ休耕田には水はたまりません。イモリの生息地を増やすために休耕田に水をためようとしていますがなかなか難しいです!
7月11日(土)川の生き物観察&山の木を伐って作う
川での観察会はたも網を使って足で生き物を網の中に入れます。魚やカジカガエルの幼生(オタマジャクシ)、カジカガエル、カワトンボなどいろいろ観察できました。伸び放題の竹林の竹を伐り、竹ぽっくりやコップ、簡易水鉄砲などを作りました。スイカ割の棒も作ってスイカ割もしました。とても暑かったですが、川の水は冷たく気持ちよかったです。この付近の山の持ち主の方は高齢化のため山の整備をやめてしまいました。草も木も伸び放題でした。
8月2日(日)山の生き物観察&山の木を伐ろう!
ヘルメットをかぶって山の木を伐りました。荒れてしまった杉林の周りに生えている雑木林を伐ります。やっぱり男の子はのこぎりを持ちたがり、自分で木を伐ります。女の子は早速座ってお茶をしていました。朽ち果てた木の下には甲虫の幼虫がほかにもアリジゴクの穴がたくさんあり観察しました。昨年、クワガタがいた大きなアベマキの木にはミヤマクワガタのメスが蜜を吸っていました。ほかにも今迄に行ったことのない場所へ探検もして川でヤゴも観察できました。
8月8日(土)ライトトラップ&赤外線カメラで夜の森を観察しよう!
白いシーツにライトを照らして昆虫を呼びました。クワガタやカブトムシは来てくれませんでしたが、大物だとノコギリカミキリ、セミ、コガネムシ、カワゲラなど観察できました。また赤外線カメラで撮影した画像にはハクビシンとタヌキが写っていました。夕方に設置したバナナトラップをみに暗い森へ入るとベンジョコウロギ、ヤスデなど怪しい虫を発見し、そのあとくまなく探すとミヤマクワガタの雄と雌に出会えました!やっとかっこいい虫が出てきてくれ、子どもたちも喜んでいました!
9月6日(日)川の生き物観察会
あいにくの雨でしたがどうにか観察しました!
きれいなカワトンボやヤゴを観察できました。
雨の中でも子どもたちは元気に走り回っていました。
近くで飼われている能登牛にも会えました。
10月18日田んぼの生き物観察&山の木を伐ろう!
稲刈りの終わった田んぼで生き物観察、子どもたちはどろどろになりながら必死に虫を探していました。
山の木を伐ってパチンコも作りました。
11月23日山の木を伐ろう!木や木の実でリースやツリーを作ろう!
木に絡まっているつたを使ってリースを作りました。ツリーまで作る余裕がなく残念でしたが、素敵なリースができました。
子どもたちは山の中を探検したり川で生き物観察も行えました。
12月6日 鳥の巣箱づくりと生き物観察
珠洲市在住の鳥の専門家の方にもお越しいただきました。
巣箱は森林組合が作成したキットになっているのですが、それを子どもの力で自由に作ってください
親はみててください。...
と言われ子どもたちは一生懸命
最後に時間切れになって手伝ってもらう子いましたが、みんな上手に作っていました。
今年の巣を作った巣箱を見せてもらうこともできました。
中にはまだ卵が残っていましたが、これはほかの鳥に邪魔されて卵をあたためるのをやめてしまったからだと教えてもらいました。
また、鳥についておもしろい話もいくつも教えてもらえました。
水生昆虫は、近くの水辺でトビケラをたくさん観察できました。
枝やゴミだと思っていたらその中に虫がすんでいます。
不思議な生き物の話をたくさん聞くことができました。
今回はパパの参加者も多くママが具だくさんの味噌汁を作ってくれてみんなで味わいました。
天気も良く子どもたちは外を走り回っていました!
2月20日 生き物観察振り返り勉強会
1月に予定していた勉強会が大雪のため実施できず日程を変更してスライドショーで振り返りを行いました。画面いっぱいに映る美しい昆虫を子どもたちは真剣に眺めて言いました。
お母さんやお父さんたちからも様々な質問がなされ、より深く生き物について学ぶことができました。
3月6日冬の生き物観察会&しいたけの菌入れ
雪がなかなか溶けずしいたけのほだ木を移動させて室内で菌入れを行いました。
お母さんたちが力強くしいたけハンマーでほだ木に穴をあけて子どもたちがトンカチでシイタケの菌を打ち込みました。3歳から6歳までみんな満足してトンカチをたたいていました。
菌入れのあとは雪が解けている山で生き物観察をおこないました。寒くて生き物も少ないですがテントウムシを見つけていました。野山を駆け巡り子どもたちは楽しそうでした。
3月13日反省会
雪のため、山奥の活動場所で行えず、会場を変更しての反省会です。スライドショーによる今までの生き物観察等の反省会の後に田んぼや河原で生き物観察を実施しました。ヒラタドロムシ、コヤマトンボ幼虫など観察できました。
この活動は一般財団法人セブン‐イレブン記念財団の2015年度公募助成を受けています。